お腹の脂肪を取るエクササイズ
お腹の脂肪を取るためには、食生活を改善するとともに誰でも簡単に できる、お腹やせのエクササイズを行うと、大変効果が上がります。
そんなお腹の脂肪を減らすエクササイズを実行する時間は、自分がも っとも習慣にしやすい時間が良く、これが適した時間なのです。
たとえば寝る前やお風呂の前など、毎日続けても無理が来ないような時間 帯を決めるといいでしょう。
■お腹の脂肪を減らす
お腹の脂肪を減らすには、みぞおちを引き締める運動を行うエクササイズがあり、
これにはまず寝てひざを立て、足を肩幅くらいに開き、腹筋をするように背中を丸めて上体を少しだけ起こします。
※上体を持ち上げるときに、肩甲骨が床につかないようにすると、お腹の脂肪をとるためのエクササイズとしては効果が上がります。
■下腹の脂肪を減らすための運動
下腹の脂肪を減らすための運動もあり、これもエクササイズとして効果があります。
まず仰向けに寝て頭と足を少し浮かし、 ひざは曲げて徐々にまっすぐに伸ばすようにしますが、かかとを床に 付けないでぎりぎりのところでとめます。
体が動きそうになったら腕で床を押さえて、息は吐きながらゆっくりと繰り返します。
わき腹の脂肪を取るためのエクササイズもあり、これもお腹の脂肪を取るエクササイズとともに実行してみましょう。
わき腹の脂肪を減らすためのエクササイズとは、体を横にして肩ひじと足で支え、腰と上体を浮か し静止させるものです。
わき腹の脂肪燃焼がより効果的に促進される ようにするには、浮かしたわき腹が反らないでまっすぐになるよう力 を入れることです。
お腹の脂肪を取るエクササイズは自宅で簡単にで きるものばかりですから、是非毎日の生活習慣に取り入れていきまし ょう。
お腹に脂肪がたまっている人がなりやすい病気
お腹に脂肪がたまることで、かかりやすくなる病気はあるのでしょうか。
お腹の脂肪の大部分は中性脂肪ですが、この中性脂肪が問題なわけで、増えすぎると恐ろしい動脈硬化につながってしまうといわれています。
血液中の中性脂肪が増加することで善玉コレステロールが減少し、それが血栓を作ることになります。
心筋梗塞や脳梗塞など命にかかわる恐ろしい病気の原因となりやすくなります。
お腹のまわりの内臓脂肪がたまっている人は、高血圧や高脂血症、糖尿病、動脈硬化などの恐ろしい生活習慣病を引き起こす危険性も高まります。
このような病気は完治することが大変むずかしく、一度かかってしまうとずっと治療を続けなければならなくなります。
お腹に脂肪を溜め込んでいるという人は、見た目で損をするなどの単純なことではなく、もっと深刻な問題を抱えているのです。
そのために様々な恐ろしい病気を引き起こすわけで、私たちの健康とは切っても切れない縁なのです。
お腹の脂肪を気にしている人は、とりあえず病院に行って血液検査だけでも受けてみることをお勧めします。
体脂肪の数値を知っておくことも大切な健康管理の方法です。
日頃から健康管理に注意をして、生活習慣の改善、適度な運動をしてお腹の脂肪を取る努力をしましょう 。
お腹の脂肪が減ると、お腹まわりがすっきりしてスリムになれるだけでなく、新陳代謝がよくなって肌荒れや冷え性なども改善でき、体はどんどん健康になります。
お腹の脂肪を減らすには
お腹の辺りの脂肪をなくし、すっきりしたお腹周りにするためには、どうすればいいのでしょうか。
お腹の脂肪を減らすために、まず大事なことは常にお腹緊張感を持って姿勢を正しくして生活することです。
立っていようと座っていようと、常にお腹を引き上げるような姿勢を保つようにします。
常に意識し胸を高くして顎を引き背中は反らないようにして、お腹を突き出さないようにすることがポイントです。
お腹周りの脂肪を減らすためには、食事にも気をつけることが大切です。
特に食べてはいけないものはないものの、肝心なのは食べる量です。
ダイエットをしているときでなくても、とにかく食べすぎは体に毒であることは確かです。
ローカロリーのものだからと食べ過ぎればカロリーはオーバーするもので、消費カロリーと摂取カロリーのバランスを考えて食べることです。
お腹の脂肪を減らすには、まずお腹に脂肪がつきにくくなるようにすることで、お腹の脂肪を燃焼させることが 一番なのです。
脂肪燃焼に役立つ栄養素はビタミンB1やB2などで、B1は炭水化物を燃焼させ、またB2は脂肪を燃焼させるのに役立ちます。
こういった脂肪燃焼をバックアップする栄養素が足りていないと、いくらエクササイズなどでダイエットをしようと思ってもお腹はやせないのです。
脂肪の燃焼を活発にさせるためには、筋力をつけて基礎代謝を上げることが重要で、体重を減らすだけではだめなのです。
脂肪を減らすだけでなく筋肉をつけることも脂肪燃焼に役立つわけで、そのために食事の中にたんぱく質を多く取り入れるようにしましょう。
おなかの脂肪と腹筋運動
残念ながら、
腹筋運動によって筋肉をつけることはできても直接お腹の脂肪を減らすことはできません。
もちろん腹筋がつくことで、引き締まって見えますし、内臓の重みでお腹がぽっこり出ることや腰痛を防ぐことができます。
さらに腹筋を鍛えれば、お腹周りに脂肪はつきにくくなりますし、代謝がよくなり、脂肪の燃焼しやすいカラダを手に入れることもできます。
しかし、引き締まって見えるのは、あくまで腹筋がついたからであって、気になる皮下脂肪は、残念ながらそのまま皮下脂肪としてお腹に残っているのです。
お腹周りに限らず「脂肪」というものは、筋肉を動かすためではなく、エネルギーを溜めておくために存在しています。
ですから、腹筋を使ったからと言って、その周りを覆っている脂肪も一緒に使っているわけではないのです。
そしてさらに腹筋運動は、脂肪を燃焼させるための運動ではないというところにあります。
脂肪燃焼に効果がある運動と言えば有酸素運動ですが、腹筋運動は残念ながらこの有酸素運動には属しません。
腹筋運動のようなすぐに終わってしまう運動では、脂肪ではなく筋肉に蓄えられている炭水化物やグリコーゲンが使われてしまうのです。
しかし、腹筋運動は脂肪燃焼に効果がなくても、他に役立つ効果がありますから、決して無駄ではありません。